わが街の空き家の問題と対策

私が住んでいる大和郡山市内にも、空き家が点在しています。それは、住宅街のみならず、駅前の商店街にも及んでいます。

その背景として、わが街では少子高齢化が急激に進行しており、年々人口が減少しています。市全体ではここ15年で1万人近く減少しています。そのため、持ち主不明な空き家も増えてきております。

土地や建物の持ち主がはっきりしていても、全然活用されていなくて実質空き家状態になっている家屋や建物もあります。その理由としては、古くからの土地所有者に関係していると思われます。所有者にとっては代々受け継いでいるものなので、その土地を他所に譲り受けることだけでなく、空き家が存在していてもそれを立ち退かすことも拒んでいるからだと思います。

ちなみに、わが街で施されている対策例としては、空き家を飲食や雑貨の店舗として活用、住宅街の空き家を障がい者向けのグループホーム、高齢者向けのケアハウスとして活用しているところです。

また、近鉄郡山駅の西側は、且つては空き家で廃墟になっている建物が点在している荒地だったけれども、その一帯を不動産会社が買い取り、5年ほど前からマンション開発が進行しています。

先述の通り、それなりの対策はしてきているけれども、まだまだ空き家は残っています。今後も少子高齢化が進行して人口減少が予想され、それによって空き家も増えてくる可能性もあります。

つまり、土地の問題、家屋・建物の所有者の問題、譲渡の交渉、活用法の検討に関しての具体的な対策や条例を決めていくべきだと思います。

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